6月2日に日産スタジアムで行なわれたFIFAワールドカップアジア3次予選日本VSオマーン戦をNHKで解説してきた。バーレーンに負けてもう後がないという状況で、海外組も合流してどんな戦いを見せてくれるのか楽しみにしていたのだが、この日は期待以上の戦いぶりを見せてくれたんじゃないかな。海外組を合流させて、キリンカップで2試合のテストマッチを消化し、また十分な合宿期間を設けて臨んだ試合で、内容、結果とも申し分のない出来だったと思う。前半の早い時点でのゴールから始まり、終始ゲームをコントロールし、見ている側からは微塵の不安をも感じさせない完勝だった。ただ、ワシからすると、数人の選手が選手同士の中でフィットしていないのを感じたこともまた事実ではあるが・・・。これは選手の感性の組み合わせであり、その組み合わせを決めるのは監督の采配なので、これ以上つっこむのはやめておこう。
さて、ホームではすばらしい戦いぶりを披露した日本だが、6月7日に行なわれたオマーンでの試合では一転してハラハラドキドキの連続であった。相手のメンバーも数人代わっていたこともそうだが、日本での試合で監督が解任され、オマーンにとっては勝ち点3をとらなければ自力での最終予選進出が絶望的になる本当に後がないという一戦。最初のビッグチャンスを作ったのは日本だった。中村俊輔の絶妙なクロスからの大久保嘉人のヘディングシュートが相手GKの好セーブにより、ゴールを奪うことができなかった。この後にFKからこぼれ球を相手に決められ、試合は厳しい展開になっていく。後半に遠藤のPKで追いついたものの、GK楢崎のPKストップによりドローで終わり、勝ち点1を何とかもぎ取った試合だった。ホームであるオマーンの選手が足をつっている場面が見られるほどの気候の中で、日本の選手たちは走りきり、最悪の結果を免れたことは賞賛に値するが、先制点を決めていればもっと楽な展開に持ち込めたはずである。次のタイ戦でも、同じような気候が予想されるだけに、気を引き締めて頑張ってもらいたいと思う。
それから、6月8日には横浜みなとみらいスポーツパークにて、キヤノンカップジュニアサッカー2008の決勝大会が行なわれた。ワシが総監督を務めて、夏休みにアメリカ遠征をするという大会だが、別のコーナーで取り上げてくれるそうなので、興味のある方はそちらをご覧下さい。(笑)

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