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木村和司のシュート
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[2008年11月14日Up]
Vol.8「 大混戦!! 」

 「大混戦」という言葉がまさに合言葉となっている今季のJリーグ。残り3節という状況になっても、優勝、残留争いともにまったく予想がつかない。どちらにも関わっていないのが数チームで、ほとんどのチームが優勝を狙える、もしくは降格の危機にあるという、異常事態となっている。結局、今季のJリーグの象徴でもある、各チームの得点力のなさがその原因なのだろう。ここまで来ても、1試合平均得点が2点を超えるチームがなく、どこも得点を重ねて勝ち切るだけの強さがないことが、これほどの混戦を招いていると言えるのではないだろうか。

 第31節も圧倒的な攻撃力で勝利を奪うチームは少なかった。ただ、試合自体の面白味は徐々に増してきているように思う。というのも、降格の危機に直面しているチームが非常にアグレッシブで、火事場の馬鹿力なのか、最後まで集中力を切らさず、必死に頑張っていたからだ。結果、上位陣よりも下位のチームが粘り勝ちした試合が多かった。となると、残留争いの当確ラインは勝ち点40くらいになりそうな気配。一度は降格圏から脱出かと思われた
横浜F・マリノス(勝ち点39)も、うかうかしていられない。もし、チーム内に安心ムードが漂っているようだと危ないぞ。

 さて、今月はアウェイ(カタール)でのW杯最終予選(11/19)もあるし、その前に神戸でシリアとのテストマッチに臨む日本代表だが、ケガ人の続出は少し気になる。もちろんシーズンの終盤になり、疲れも相当たまっているだろう。また、それぞれのチーム事情により、個人のモチベーションも様々である。しかし、チームの中心的な存在が不在の中で、逆にひとつにまとまるチャンスと捉えて前向きに戦っていくしかない。日本代表の一員であるという気概を持って、ぜひとも良い結果を生み出してもらいたい。




 

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